便秘の原因として注意したい「直腸瘤」

便秘になる原因には様々なものがありますが、その中には生活習慣の改善や便秘薬での対処がまったく効かないものがあります。その一つが女性特有の病気『直腸瘤』が原因の便秘です。

『直腸瘤』を患うとひどい便秘の症状が表れます。しかし、すぐに便秘と直腸瘤をイコールで結び付けられる人はとても少ないです。

女性の方で頑固な便秘に悩んでいて、治療のために散々手を尽くしたがそれでもまったく改善の兆しが見えないという場合、この『直腸瘤』が原因であることを疑ってみてください。

なぜ直腸瘤になるのか

直腸瘤になる危険性が高いのは、主に中高年の女性と言われています。ですが、若い女性でも患う可能性は充分にあります。

直腸瘤とは、簡単に言うと直腸の途中に余分なスペースができる病気で、肛門付近にポケット状の袋小路ができてしまいます。排便時、そのスペースに便が入り込んでしまうと便の一部が排出されずにずっと腸内に溜まり続けることになります。

なぜこんなスペースが出来てしまうのかというと、排便時にいきむことで腸が膨らむからだと言われています。腸は隣の膣の方へグッと膨らむので、その場所に便が入り込んで排出が上手くできなくなるのです。

なお、直腸瘤になる主な原因は次のようなものがあります。

直腸瘤の原因と症状のまとめ

直腸瘤になった人には先天的要因と後天的要因の2種類がいます。元々直腸瘤になりやすい体質の人は確かにいますが、女性で注意してほしいのは後天的な要因、特に出産経験を持っている女性は要注意です。

原因となる行動や特徴
  • 排便する時についいきんでしまう。
  • 膣壁が生まれつき薄く、腸に押されやすい。
  • 出産後、膣壁が広がってしまいその分薄くなった。
  • 年齢による筋肉の衰え

次に直腸瘤を見分けるポイントですが、まず便秘の症状、そして便が溜まったことで感じる残便感が大きな特徴です。膣に違和感を感じた時なども、直腸瘤を疑いましょう。

また、便秘が悪化していくと感じる時も要注意です。直腸瘤に溜まった便はどんどん固くなっていくので、排出も非常に困難になっていきます。

直腸瘤の特徴はいわゆる「頑固な便秘」と合致してしまうため、すぐに直腸瘤だと気付ける人はとても少ないです。特に便秘などの問題は軽く捉えられてしまうことが多いので、早期発見の難しい病気の一つです。

直腸瘤の治療方法

直腸瘤はなってしまっても緊急度が高いかどうかは個人差が激しいです。たとえ直腸瘤になっていても、排便自体がスムーズに行えていればその他の問題を引き起こすこともないので、治療は必要としません。

ですが、ひどい便秘になって排便が非常に困難になってしまうような状態ですと、症状の重さによっては手術まで必要になります。

女性で慢性的な便秘に悩んでおり、生活習慣の改善を試しても薬を飲んでもまったく回復する様子が見えない人は、直腸瘤を疑わなくてはいけません。なるべく早く病院に行って、医師の診察を受けるようにしてください。

直腸瘤は認知度の低い病気です。普通に生活をしているだけではまず『直腸瘤』という名称は聞かないでしょう。

なので、直腸瘤が原因で便秘になっても、そもそも直腸瘤が原因であるという可能性が頭の中に浮かんできません。便秘がずっと治らないと悩み続けることになります。

直腸瘤は個人レベルで治療できるような病気ではありません。生活改善でも便秘薬でもなく、治療にはちゃんとした医師の診断が必要です。もし直腸瘤かもしれないと思うような症状があれば、速やかに医師に相談するようにしてください。

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