便秘の影に合併症がないか確認しよう

便秘になると辛い思いをたくさんすることになりますが、その中に腹痛や血便があった場合は要注意です。なにか別のもっと大きな病気の兆候である危険性が出てきます。

まず疑われるのは『大腸ガン』、『直腸ガン』、『腸閉塞』で、可能性は決して低いものではありません。

便秘が原因で大腸ガンや直腸ガンまでなってしまったという事例はいくつもありますし、逆に病気が原因でその症状の一つとして便秘が表れていたというケースもあります。

特に高齢者に関しては病気にかかるリスクは若い時と比べると上がっています。身体能力や抵抗力も弱っているため、病気になると中々治りません。

つまり、便秘と侮って放置すると、その陰に隠れた重大な病気を見落とす危険性があり、非常に危険ということです。

便秘は大腸ガンの原因になる

近年、食の欧米化とともに日本人の大腸ガンの患者数が増加傾向にあります。今や、胃がんと並んでガン患者数の中でもトップレベルの数です。

日本人が肉を好み野菜を食べる量が相対的に減ってしまったことにより、腸は大きな負担を抱え込むようになってしまいます。そして腸が弱ることによって便秘になりやすくなり、ひいては大腸ガンの原因ともなっていくのです。

慢性化した便秘は腸に負担を掛け続け、腸壁にもダメージを与えてしまいます。そこにポリープなどができると、劣悪な腸内環境も手伝って悪性化してしまうことがあり、それが大腸ガンの原因となります。

ポリープや大腸ガンはいわば腸内に大きな出来物がある状態です。便の流れは阻害されますし、固くなった便がポリープを傷つけると出血し、便に付着して血便となって出てきます。

そしてそのまま病状が進行すると、いよいよポリープや大腸ガンは腸の通り道を全部塞いでしまいます。そうなると行き場の無くなった便が腸を強く圧迫して、辛い腹痛を起こすようになるのです。

便秘はそれだけ見れば大した害は無いと思われがちですが、実は連鎖的に悪影響を起こしていく恐ろしい病気の始まりでもあるのです。便秘が悪化する前に能動的に治療しておかないと、悪化してからでは手遅れになってしまいます。

また、大腸ガンの治療は早期発見が大きな鍵となっています。増加傾向にある病気だけに症例が多く、効果的な治療方法も確立されているのです。今では開腹手術も必要なく、内視鏡手術で治療可能なので転移のリスクも非常に少ないです。早期発見であればほぼ100%完治させることができるので、何かおかしいと感じたら診察を受けてみることをオススメします。

注意しておくのは、大腸ガンの初期段階では自覚症状というものが非常に薄いです。ですが、ただの便秘でも慢性化させないために治療は早めにしておくべきですし、すでに慢性化しているのなら病院に行って相談すれば検査で大腸ガンを見つけることができます。

直腸ガンと便秘の特徴

直腸ガンは大腸ガンと同じようにポリープが悪性化することで発症します。大腸と肛門を結んでいる直腸にできるガンであり、便秘が原因で発症する危険性がある病気です。

基本的な症状は大腸ガンと変わりませんが、血便が出た場合肛門からの出血と間違われるケースが多いです。「痔」だと思って放置していたらガンだったという人は意外と多いのです。

また直腸は手術が位置的に難しい場所でもあります。悪化すると開腹手術や人工肛門手術が必要になるため、早期発見が重要になってきます。

便秘が慢性化している、お腹の張りが気になる、血便が出る……こういった症状に心あたりのある場合は、肛門科など専門のクリニックで検査を受けるようにしてください。

腸閉塞と便秘の特徴

腸閉塞とは名前の通り、腸の通り道が様々な理由によって塞がれてしまう病気です。

腸閉塞は発症すると強いお腹の張り、激しい腹痛、嘔吐などの辛い症状が表れます。ひどい時にはショック状態にまで陥ることがあるほどです。

そして、便秘が長く続くと腸閉塞の原因になりえるのです。腸内に溜まった便が腸の通路を全て塞いでしまうことで腸閉塞が発症します。

腸の中で便の行き場がなくなると、強い圧迫感を感じお腹が張ります。腹痛もひどくなりますが、腸が塞がれているので排便もままなりません。下に行き場が無くなった食べ物や便は身体の中で逆流を起こしてしまい、それが吐き気と嘔吐の原因になるのです。

腸閉塞の原因はなにも便秘だけではありません。開腹手術の経験がある人は手術後の腸の癒着を疑わなくてはいけませんし、『腸捻転』と呼ばれる腸が捩れた状態になってしまう危険性もあるのです。

開腹手術を経験すると、腸の癒着はほぼ間違いなく起こると考えていいようです。腸閉塞を回避するためにも、手術の経験者は便秘対策を特に念入りに行っておきましょう。

しかし、どれだけ気をつけていてもちょっとした拍子に腸捻転を引き起こしてしまう可能性はあります。もし上記のような症状や慢性的な便秘に該当する人は、これ以上症状が悪化する前に然るべき千問機関で診察を受けましょう。

高齢者は病気にかかると長引く事が多いので、便秘といえども改善がなかなか上手くいかないことも多いです。やはり、かかりつけの病院などで早めに診察を受けるようにしましょう。医者や薬剤師に相談して治療プランを組めば、効果的な治療が望めます。便秘は自分では軽視しがちになりますので、家族から勧めてみるのも良いでしょう。

便秘は長く掛かっていても良いことは何一つありません。早め早めの対処をすることで健康にもなれますので、たかが便秘と侮らずに注意しておきましょう。また、オリゴ糖とヨーグルトを組み合わせて摂取すれば便秘の予防になります。腸内環境を整え便秘になりにくい生活習慣を手に入れていきましょう。

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症状に合わせた便秘の解消方法一覧

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