重度の便秘による腸閉塞(イレウス)に要注意

糞便性イレウスとは便秘が原因で腸管が塞がってしまう腸閉塞の状態を言います。

イレウス=腸閉塞という意味で、便秘が慢性化することによって硬くなった便が腸に詰まることで起こってしまいます。

腸は食物から身体に必要な水分を吸収する役割があるため、腸内に溜まった便も長く留まれば留まるほど水分を吸収されて硬くなってしまいます。硬くなった便は石のようにコロコロになり、自然な排便が困難になってしまいます。

このような便がたくさん溜まって腸管を塞ぐと、便をそれ以上押し出せなくなってしまうので非常に危険な状態になります。腹部の強い張りや激しい腹痛を伴い、溜まった便が逆流して嘔吐するなど辛い症状が多く表れます。

腸閉塞は緊急性の高い危険な病気

糞便性イレウスによって腸が塞がっているのは、非常に危険な状態です。最悪の場合、命の危険に関わることもあるので、限りなく迅速な対応が必要となります。

便秘はそれだけだと軽視されがちな病気ですが、その影には重大な病気が潜んでいるかもしれないという可能性を忘れてはいけません。

そもそも、腸閉塞は危険な病気ですが、糞便性イレウスの場合、病気の進行度は便秘の程度と比例するので、急激に体調を持ち崩したりするような危険性はありません。

ですが、糞便性イレウスは初期段階では自覚症状が少ないです。ハッキリとした自覚症状が出るのは症状が相当悪化している証拠でもあるので、そうなると緊急な処置が必要です。

便秘が原因の病気なので、治療方法も便秘の改善で済むのが通常の場合ですが、自覚症状がでるまで悪化した糞便性イレウスは個人レベルで治療するのはほぼ不可能です。

そもそも便秘対策というのは食生活の見直しや生活習慣の改善が主なので、それでは即効性のある治療はできません。かといって悪化したイレウスは腹痛や膨満感、嘔吐などの症状が出てしまうので、病院に行って溜まっている便を出してもらう意外に選択の余地がありません。

また、市販薬の便秘薬などを独断で使うのは逆効果でしかありません。そもそも下に送り出す腸管の通路が塞がっているのですから、薬で腸のぜん動運動を高めても行き場の無い便を腸内で大量に暴れさせることになってしまいます。腸管が破裂する危険性もあるので、絶対にやってはいけません。

つまり、糞便性イレウスというのは便秘を放置した末路であり、末期症状の便秘とも言えるのです。

ここまで悪化すると普通の便秘対策はもはや通用しないレベルにまで達しています。自力での回復はほぼ不可能なので、可能な限り早く病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。

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