痙攣性(けいれん性)便秘の症状と原因

便秘と下痢を交互に繰り返す状態の症状を『痙攣性便秘』と言います。

本来、便を下に送り出す働きの腸のぜん動運動が、なんらかの理由で過剰に運動してしまい、腸が痙攣状態になってしまうために起こる便秘です。

【腸のぜん動運動が活発な状態 → 本来吸収されるはずの水分まで一緒に出してしまう下痢の症状】

【腸が痙攣している状態 → 便の流れがスムーズに行われないため、便が溜まりやすくなる便秘の症状】

上の二つの症状を交互に繰り返す他、判断するポイントは以下の通りです。

  • 排便してもスッキリしない。残便感がある
  • 細い便、ウサギのようなコロコロした便が出る
  • 腹痛が頻繁に起こりお腹の張りを強く感じることがある。

過敏性腸症候群とも似た症状が連なりますが、痙攣性便秘が悪化すると過敏性腸症候群まで発症してしまう事例もあるほどです。便秘と下痢を繰り返す症状は非常に危険なので、放置は絶対にNGです。

痙攣性便秘にはなぜなるのか?

痙攣性便秘の原因は腸のぜん動運動が過剰に起こっているためと前述しました。ではなぜそのような事が起こるのか……それには『自律神経』の乱れが起因しています。

そもそも自律神経とは、交感神経と副交感神経が交互に切り替わるシステムによって神経のバランスが上手く保たれているのです。これに乱れが生じてしまうと、腸のぜん動運動を促しているのは自律神経なので便秘の引き金になる可能性があります。

生活習慣の乱れ、睡眠不足、精神的なストレスなど、自律神経に影響を与える要因は多くあります。耐え切れずにキャパシティを超えると、自律神経は乱れてしまうのです。

また、ホルモンバランスが崩れても自律神経に影響が出てしまいます。

特に大きな原因の一つであるストレスは、現代社会で生きている以上避けようがありません。人間関係や仕事など、重圧を感じる場面は多々あります。事実、痙攣性便秘にかかるのは女性よりも男性が多いというデータもあるほどです。

ストレスは目に見えませんが、たとえ自覚症状はなくても身体はなんらかのサインを送っています。上で説明したような症状に心当たりのある場合は、痙攣性便秘である可能性を疑ってみてください。

痙攣性便秘を治すには

痙攣性便秘の治療で有効なのは、生活習慣の改善です。

夜型の生活や睡眠不足、生活リズムが一定ではない場合、自律神経が交感神経と副交感神経を切り換えるタイミングが上手くいかず、だんだん乱れが生じてきます。

なので、まずは生活リズムを整え睡眠時間を充分に取るように心がけてみましょう。

さらに、精神的ストレスを抱えているとそれも自律神経を乱す原因になります。ストレスを溜め込まないよう、自分なりのストレス発散方法を見つけると精神的にも余裕が生まれます。

適度な運動で汗をかく、ゆっくりと入浴する、趣味の時間を作るなど、自分に合った方法でリラックスしてみてください。身体に無理の出ない範囲で少しずつ始めてみるといいでしょう。

ストレスの原因が分からなかったり、中々ストレスを発散できない場合は人に頼るもの有効です。心理療法やカウンセリングを受けるのも良いですし、身近な人に相談するだけでも効果はあります。

注意する点としては、便秘薬を利用する場合は必ず医師の指導の元で適量を使用するようにしてください。市販薬を独断で使ってしまうと、かえって症状を悪化させる恐れがあります。

痙攣性便秘は男性に多い種類の便秘なのですが、近年では女性でも痙攣性便秘にかかるケースが増えています。女性も社会でストレスを感じる機会が多くなった反動と言えるかもしれません。

下痢と便秘を繰り返す痙攣性便秘は判断が非常に難しい病気です。また、原因も様々なので特定が難しいケースも多いです。

ストレスを感じているような自覚が無かったとしても、痙攣性便秘の症状に当てはまる症状が出ている場合は、一度専門期間で診察を受けることをオススメします。

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