弛緩性便秘の症状と原因

弛緩性便秘の主な原因は、筋力の低下などによって腸が便を下に押し出す力が弱くなってしまうことです。

運動不足気味の人や妊婦、産後すぐの女性、高齢者などが発症しやすく、共通しているのは腹筋などの筋力が低下しやすい状態であることです。慢性化しやすく常習性タイプの便秘の筆頭にも挙げられます。

そもそも、便を外に出すには腸の力が必要です。そして、腸に力を込めるのに使うのが腹筋なのです。よって、腹筋の低下は便秘の始まりとも言えるのです。

さらに腹筋には大腸を支えると言う重要な役割があります。この支える力が弱くなってしまうと、大腸はだんだんと下方向に下がっていってしまいます。これが『大腸下垂』という状態です。

大腸下垂になってしまうと腸は張りを失って緩んでしまいます。緩んだ腸ではぜん動運動が正常に行われないので、便の排出は困難になるばかりです。

高齢者の場合は加齢と共に肉体も衰えてくるわけですから、筋力の低下による便秘はある意味で仕方のないことだと思います。ですが、若い世代に関しては原因が運動不足とハッキリしているのですから、弛緩性便秘の対策方法も明確です。日々の生活習慣の中に適度な運動を組み込むようにし、筋力を維持するようにしておきましょう。

もちろん、無理なトレーニングやスポーツをする必要はありません。急激に身体を動かすと身体への負担が激しいので、少しずつ無理の出ない範囲で始めるようにしましょう。高齢者の場合は特に血管や心臓への負担が懸念されるので、注意が必要です。

まずは、ウォーキングやストレッチなどの軽めの運動から試していきましょう。大事なのは、その運動を毎日やることです。そうすれば新陳代謝も活発になり、便秘に対して効果的です。

便秘の原因は腸内環境の悪化

弛緩性便秘の要因となるものは筋力の低下の他にも腸内環境の悪化があります。腸そのものの機能が低下していると、排便するための機能が正常に働かないのです。

腸内には様々な細菌が存在し、それらは大きく「善玉菌」と「悪玉菌」に分類できます。名前の通り腸にとって有益な働きをする善玉菌が多い方が、腸内環境を正常に保てるのです。

善玉菌の主な働きは食べ物の消化と分解です。そして善玉菌の中でも有名な『乳酸菌』は酸性の刺激を腸に与えることでぜん動運動を促進する働きがあります。

なので、善玉菌は増えると腸は健康になり、逆に悪玉菌が増えるようでは腸内環境は悪化していくばかりです。

悪玉菌が増殖した腸内では、腸の機能が弱って消化と吸収も中々進まなくなります。同時にぜん動運動も低下してしまうため、便秘になりやすい条件が揃ってしまいます。

悪玉菌を増やす行動の一つは、食生活の偏りです。肉食メインで野菜をあまり食べないと腸内では悪玉菌優位の状態になってしまいます。野菜を中心に食物繊維を多く含んだ食品を選び、バランスの良い食事に改善していきましょう。

さらに、腸内環境をキレイにするにはオリゴ糖が有効です。オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになり数を増やしてくれます。また、オリゴ糖は少量でも充分に効果を発揮するので、便秘で悩んでいる人にはうってつけの健康食品なのです。

運動を始めてもなかなか便秘が治らない場合、すでに腸内環境が悪化して便秘になりやすい状態になってしまっている可能性があります。その場合は食生活を見直して、オリゴ糖+ヨーグルト(ビフィズス菌入り)や食物繊維を意識して摂取するようにしていきましょう。

弛緩性便秘は一度治っても常習化しやすいタイプの便秘です。また、慢性化しやすく、そうなると完全に治すには時間が掛かる場合が多いです。

なので、慢性化を防ぐためにも普段から便秘にならないよう生活習慣を改善していかなくてはいけません。食事内容、運動不足、生活リズムの改善をし、意識して便秘対策を行うといいでしょう。

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症状に合わせた便秘の解消方法一覧

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